【自助グループってどんなとこ?】支援者が種類や内容について徹底解説!!

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どーも、ラクト(@Rakut08)です。

今回は自助グループについて

依存症支援に携わる中で、自助グループと聞いて“拒否反応”を示す方を多く見てきました。

しかし、依存症から回復していくためには自助グループ仲間との繋がりは必須です。

今回の内容をみて、少しでも自助グループについての偏見が減り人との繋がりを獲得できる方が増えることを願っております!

この記事で得られる「幸せライフ」
  • 自助グループが何か分かる
  • 依存症から回復するきっかけが掴める
  • 人との繋がりが獲得できる
幸福度UP!
ラクト

では、やっていこう!

contents

自助グループとは

自助グループとは

読んで字のごとく「自分たちで助け合うための集まり」となります。

医療者や専門家の助言を貰いながら運営することもありますが、基本的には自分たちで知恵を出し合いながら、協力してグループ運営をしています

家族や友人、職場の同僚に対して依存症の問題を話すことはハードルが高く、恥ずかしさばかりが先行してしまいます。

ラクト

なかには「あんなものは傷の舐め合いをしているだけだ」と参加に否定的な方も少なくありません

ですが、自助グループの仲間(同じ境遇、同じ経験をしてきた人)であれば、これまで誰にも言えなかったことを、安心して打ち明けることができるようになっていきます。

同じ境遇、同じ経験をしている人同士だからこそ、分かち合いながら安心して過ごすことができ、徐々に本音を語れるようになっていきます。

酒を飲まない、薬を使わない、ギャンブルをしない人との繋がりを獲得することができます。

自助グループを通して出来た繋がりが、回復を継続していくためには必要不可欠であるとも言われるほどです。

回復を継続できている9割以上の方は
自助グループを活用しているというデータがあります

原則

それぞれのグループでは、基本的に言いっぱなし聞きっぱなしの原則のもと、誰に否定や批判をされることもなく、自分自身の体験を赤裸々に語ります

ラクト

そして、他者の体験にも耳を傾けます

他者の話からも自分を見るといった形であり、また自分の体験を語ることにより、これまでは気づけなかった自分自身の本音を知ることができるといったメリットがあります。

また、秘密は必ず守られます。

現場で話をした内容が、外部に漏れることは一切ありません。

誰からも責められることなく、秘密も守られることで、安心して参加することが可能となります。

自助グループの種類

現在、様々な自助グループが全国各地で活動しています。

今回ご紹介できるのは極々一部となるかもしれませんが、できる限りの情報を出していければと思います。

断酒会

1950年代にAAを原型として、まず東京次いで高知に結成され、1958年に両者が合流して全日本断酒連盟(全断連)を組織したところがその出発です。

その後、日本の風土にあったグループとして独自の発展を遂げてきました。

断酒会(支部)は規模の大小はありますが全国津々浦々に約530あり、全断連がこれをまとめており、会員数は約10,000人弱といわれています。

断酒会の活動は各断酒会の例会がその中心です。

全国断酒連盟 トップページ

全断連のホームページによると

「断酒会活動の基本は例会である。この例会は大小の差はあるが20名くらいで約2時間、酒害体験を話し、それを聴く。家族も参加する。家族も酒害体験を話す。」

となっています。

ラクト

断酒会といえば名物「奥様方のおもてなし」でしょう

当事者の方が会場を訪れた時はもちろんのこと、我々医療従事者が顔を出した時にも、お茶やお菓子を山ほど振る舞い「よく来たね、ゆっくりしていってね」と歓迎してくださいます。

また、ご家族の方の体験談にはいつも心を震わされます。

当事者サイドの思い、家族サイドの思い、どちらも同時に聞くことができるのは断酒会の強みのように感じます。

近年は断酒会会員の高年齢化が進み続けており、会員数が減少しているという残念な情報を耳にしています

断酒会では、原則的に本名を名乗ることとなっています。

AA(アルコホーリクス・アノニマス)

自助グループ 種類

1970年代に日本に導入された、匿名で参加することが可能なグループです。

アノニマスという言葉が「無名の、匿名の」と言う意味合いとなり、この後に紹介するアノニマスグループは全て共通しています

都市部を中心にメンバーが増えてきていますが、公式の統計がないためメンバー数は不明となっています。

その特徴については以下のように説明されています。

「アルコホーリクス・アノニマス®は、経験と力と希望を分かち合って共通する問題を解決し、ほかの人たちもアルコホリズムから回復するように手助けしたいという共同体である。

AAのメンバーになるために必要なことはただひとつ、飲酒をやめたいという願いだけである。会費もないし料金を払う必要もない。

〜 一部省略 〜

私たちの本来の目的は、飲まないで生きていくことであり、ほかのアルコホーリクも飲まない生き方を達成するように手助けすることである。」

アルコールをやめたいという思いがあれば誰でも参加可能であり、参加のための会費は必要ありません(※断酒会は月1,000円ほど)

献金と言う制度があるものの、金銭的な余裕がある時に1円からでも献金箱に入れるだけでOKです

誰からも金銭的な援助を受けることなく、自分たちの献金だけで運営がなされているのは全てのアノニマスグループの特徴と言えます。

AA トップページ

詳細はこちらをどうぞ⇨AA日本ゼネラルサービス

NA(ナルコティクス・アノニマス)

自助グループ 種類

薬物依存からの回復を目指す薬物依存者(ドラッグアディクト)の、国際的かつ地域に根ざした集まりです。

1940年代の終盤に、アルコホーリクス・アノニマスのプログラムに参加していた人たちの中から生まれ、1950年代に入って、米国カリフォルニア州ロサンゼルスで最初のミーティングが開かれました。

当時は、アメリカ国内だけのごく小さな運動として始まったNAプログラムでしたが、現在では世界最古かつ最大の国際的な団体のひとつにまで成長しています

NA トップページ

詳細はこちらをどうぞ⇨ナルコティクス・アノニマス日本HP

ラクト

違法薬物だけでなく、処方薬や市販薬依存で困っている方も多く参加しています

GA(ギャンブラーズ・アノニマス)

全国のGAグループは、定期的にミーティングを開催しています。

そこでは、ギャンブルが原因で様々な問題を起こし、自分の生活がどうにもならなくなった仲間が、自分の体験を話し仲間の話を聞くことによって、ギャンブルのない一日を送る力を得ています。

GAのミーティングに参加するにあたり、事前の予約や料金、書籍の用意等の必要はありませんし、参加される方に性別や年齢の制限はありません

(一部ミーティング形式の関係上、制限を設けているところもあります)

お近くの会場に直接足をお運びください、参加することもしないことも自由です。

自分が必要なとき、 必要な場所で参加してください。

GA トップページ

詳細はこちらをどうぞ⇨GA日本インフォメーションセンター

12ステップ・プログラム

アノニマスグループでは、12ステップと呼ばれる「生き方を変えるプログラム」に取り組むことがあります。

依存対象をなかなか手放すことが出来ない、その根本の原因は「自分自身の生き方」にある、と言う考え方のもと。

12個あるステップを、1つずつ丁寧に取り組むことで、これまでの生き方が変化してくると言われています。

料理のレシピと同じように、工程を飛ばしたり、順番を入れ替えてはプログラムは成立しません。

ラクト

スポンサーと呼ばれる先行く回復者と共にゆっくりと、丁寧にプログラムに取り組んでいきます

12ステップについてはこちらを参照ください(Wikipedia)

家族の自助グループ

自助グループ 家族
ラクト

依存症は家族や身近な人を巻き込む病気です。

家族は当事者が薬や酒、ギャンブルで頭がいっぱいになっているのと同様に、当事者のことで頭がいっぱいの状態となります

何が問題なのか、その問題は誰の問題なのか、問題を解決していくための冷静な視点が持てなくなります。

そのため、家族自身も同じ境遇で同じ経験を持つ人同士で集まり、支え合うことが重要になるわけです

ラクト

単一家族だけで依存症と立ち向かうのは無謀です。

家族も世間体を気にしすぎるあまり、問題を抱え込み、解決できないままに苦しんでいる方が少なくありません。

上記で紹介した、アルコール、薬物、ギャンブルなどの当事者グループと同様に家族の自助グループも数多く存在します。

詳細に関しては下記のリストから各HPにいき、内容をご確認ください。

Al-Anon家族グループ(アルコール依存症の家族)

Gam-Anon家族グループ(ギャンブル依存症の家族)

Nar-Anon(薬物依存症の家族)

オンライングループ

最近では、感染対策ということもあり、オンライン上の自助グループも活発に活動されています。

下記ファイルも、併せて参照ください。

出典:ASK

また、#Twitter断酒部

と呼ばれるハッシュタグも最近はよく目にします。

ミーティングにはなかなか参加が難しいけども、Twitter上にこのハッシュタグをつけて自分の気持ちを吐露する。

そうすると同じ悩みや経験を持った人から、温かいコメントが貰えるといった流れとなるようです。

まずはそういった手軽に繋がりを持てるところから始めてもいいかもしれませんね。

その他

ここで紹介したグループ以外にも様々なグループが存在しています。

  • ACA(アダルトチャイルド)
  • DA(デターズ、買い物・借金・浪費依存症)
  • SA(セクサホーリクス、性依存症)
  • KA(クレプトマニア、窃盗症)
  • OA(オーバーイーターズ、摂食障害)
  • EA(イモーションズ、情緒的な問題)
  • HA(引きこもり)

などなど、挙げ出したら止まりません。

自分自身が悩んでいることは「自分だけが悩んでいるのはではないか」と思い苦しんでいる人もいるかもしれません。

みんな、同じように考え、問題をオープンにすることができずにいるだけなんです。

現在はネットで調べれば同じ境遇の仲間が集まる自助グループが必ず見つかります。

ラクト

まずは調べてみることからでも始めてみましょう。

いきなり知らない場所に顔を出すのは勇気のいる作業だと思います。

まずはオンライン上のミーティングで、どのようなことが行われているのかを確認し、そこから現地に出向いてみてもいいと思います!

依存症の天敵「孤独」から逃れるため、人との繋がりを獲得するため、自助グループに参加してみましょう!

そこには安全で安心して本音を語れる場所が用意されているはずです。

では、今回はここまで。

ラクト

ありがとうございましたー

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